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電通総研と電通PRC、サイバー危機に360度対応する体制の構築を支援するサービス「CyberCrisis360」

 株式会社電通総研と株式会社電通PRコンサルティング(電通PRC)は17日、「360度の視点を持って総合的に企業の信頼と価値を守る」をコンセプトにしたサイバーセキュリティ領域の総合サービス「CyberCrisis360」(以下、CC360)を提供開始すると発表した。経営・広報・情報システムの各部門が、平時・緊急時を問わず、1つのチームとして迅速に対応できる体制づくりを支援する。

 「CC360」は、企業が直面するサイバー危機に対する包括的な支援を提供するセキュリティサービス。サイバーセキュリティに対する単なる技術的支援にとどまらない、平時・緊急時を問わず経営・広報・情報システム部門がシームレスに連携し、包括的なサイバークライシス対応を行える体制の構築を支援する。これにより、初動対応のスピードと精度が向上し、社内の混乱や対応ミスを最小限に抑えられるようになるとのこと。

 具体的には、セキュリティ体制の整備・運用において、企業ごとに異なる課題やリソース状況に合わせて、平時・緊急時の両面で必要な支援を外部から柔軟に受けられる仕組みを提供する。自社に人材やノウハウが不足していても、専門的な知見を活用しながら、自社に合ったペースで体制を整備・維持できる点が特徴という。

 広報については、体制やリスクシナリオを整備しておくことで、緊急時の迷いや混乱を回避できるようにするとともに、積極的な情報開示やセキュリティへの取り組みの発信により、企業の透明性や信頼性を高める広報活動を支援。ブランド毀損リスクの最小化と、セキュリティ姿勢の対外発信による企業価値向上の両立を実現する。