ブレインパッド、データ分析組織のアセスメント・立ち上げ支援サービスを提供

　株式会社ブレインパッドは6日、株式会社りそなホールディングス、株式会社りそな銀行と共同で、地域金融機関を対象に、データ分析組織の立ち上げを支援するサービスを提供開始すると発表した。

　今回、提供を開始する新サービスは、りそなグループへのデータ分析支援実績を持つブレインパッドと、データ分析組織の立ち上げから運用体制の確立・拡大までを手がけた実績を持つりそなグループが共同で、地域金融機関におけるデータ分析組織の立ち上げや強化を支援するもの。

　「データ活用を進めるためのロードマップを描くことに苦戦している」「データ活用人材やリソースの不足が原因でデータ活用が進まない」「データをどのように現場で活用すべきか分からず悩んでいる」といった課題に対し、ブレインパッド支援のもとでデータ分析組織体制の確立・拡大を実現したりそなグループを“目指す姿”とし、組織の現状評価から、目指す姿に向けた構想を策定することにより、遠回りすることなくデータ活用の定着を促進するとした。

　具体的には、以下の4つのメニューを提供する。

・組織アセスメント支援：両社が作成した4観点（施策、組織、人材、IT環境）でのギャップ分析を行い、現状課題や目指すべき姿を明確化
・ダッシュボード構築支援：りそなで実績があるテンプレートを活用し、ビジネス所管部ごとにフィットした“活用される”ダッシュボードの構築を支援
・予測モデル構築支援：りそなで実績がある銀行特有の特徴量作成・選定知見を活用し、ビジネス所管部ごとにフィットした“活用される”予測モデルの構築を支援
・分析人材育成：組織の目標や目的に沿った、ブレインパッドの研修メニューを提供

　サービスでは、実際にりそなグループが経験した苦労点／工夫点を参考にできるため、分析組織の立ち上げ・拡大に伴う落とし穴を事前に認識し、回避策を講じることが可能。KPIとその進捗を一覧できるダッシュボードダッシュボード、予測モデルについても、手本となるベンチマークがあるため、効率的に構築できるとしている。