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B-EN-GとNTTデータ・ビズインテグラル、グローバル企業向けの新2層ERPモデルを11月より提供開始

 ビジネスエンジニアリング株式会社(以下、B-EN-G)と、株式会社NTTデータ・ビズインテグラル(以下、ビズインテグラル)は、グローバルに事業を展開する大企業グループ向けに、新2層ERPモデルを11月より提供開始すると発表した。

 両社では今回、2層ERPモデルの「各拠点最適化」というメリットを生かしながら、統合分析が困難というデメリットを解決するため、ビズインテグラルの国産ERP「Biz∫(ビズインテグラル)」とB-EN-Gのクラウド型国際会計&ERPサービス「GLASIAOUS+(グラシアスプラス)」の連携ソリューションを開発した。

 両製品をデータ連携させることにより、本社は高機能ERPで詳細な管理・分析を、海外拠点は各国の税制・会計基準にも対応したクラウドERPでコスト効率の高い運用をそれぞれ行いつつ、グループ全体の統合経営分析も可能になったとのこと。

 ななお、このモデルを支える重要な仕組みが「Biz∫」の持つグループ連結データベース機能であり、海外拠点の仕訳情報を「GLASIAOUS+」から連結データベースに集約し、共通の勘定科目や通貨で統合することにより、グループ全体の収支分析やタイムリーな経営管理を実現した。加えて、「GLASIAOUS+」はクラウドサービスのため、本社から現地の販売状況や在庫状況などもリアルタイムに把握できる点もメリットとしている。

 B-EN-GとNTTデータ・ビズインテグラルは、今後、グローバルに事業を展開する企業を支援し、各グループにフィットしたグローバルERPの提案を通じてグループ経営の強化に貢献するとのことだ。