BIPROGY、IDを起点としたセキュリティ強化を支援するサービス「IDセキュリティー強化パック」

　BIPROGYグループは4日、オンプレミスとクラウド双方の認証基盤を一元的に保護することで、IDを起点としたセキュリティ強化を支援するサービス「IDセキュリティー強化パック」を提供開始したと発表した。

　「IDセキュリティー強化パック」は、クラウド型ID脅威検出（ITDR）サービス「Microsoft Defender for Identity」とIDガバナンス機能を提供する「Microsoft Entra ID Protection」を活用し、オンプレミスのActive Directory（AD）とMicrosoft Entra IDなどのクラウドのIDを包括的に保護・監視するサービス。リスク検知から自動対応までをシームレスに行うことにより、企業の認証基盤を迅速に強化できる点が特徴で、Microsoft 365をはじめとする、さまざまな業務環境の安全性と利便性を高められるという。

　具体的には、Active Directory（AD）へのサイバー攻撃をリアルタイムで検出・監視し、迅速な対応を可能にするほか、リスクのあるユーザーやサインインを検出し、MFA（多要素認証）の強制やパスワード変更などの自動対応を実施する。また、アクセス時のリスク評価に基づいて認証を行うリスクベース認証を導入し、ゼロトラスト認証の強化を実現するとのこと。

　さらに、最短2カ月での運用開始など、迅速な導入が可能。要望に応じた個別カスタマイズや追加ソリューションの提案も可能としている。