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ソリトン、多要素認証に対応したPCログオン認証システムのクラウド版「SmartOn ID クラウド」を提供

 株式会社ソリトンシステムズ(以下、ソリトン)は28日、PCログオン認証システム「SmartOn ID」のクラウド版として、「SmartOn ID クラウド」を11月4日より提供開始すると発表した。

 SmartOn IDは、Active Directoryと連携して、Windowsへのログオンに際し、顔認証や指静脈認証、ICカード認証などを用いた多要素認証を実現するPCログオン認証システムである。

 今回はそのクラウド版として、オンプレミス版の「SmartOn ID」で提供している全機能をクラウドサービスで利用できる「SmartOn ID クラウド」を新たに提供する。ソリトンが提供するクラウド基盤に認証環境を集約するため、従来のオンプレミス版で必要だったサーバー構築や保守が不要となり、IT部門の運用工数が削減されるという。

 また、前述のように「SmartOn ID」の全機能が提供されるため、PCログオン後のシングルサインオン(SSO)に対応。利用者は複数のログイン情報管理から解放される。さらに、顔や指紋などの生体認証と、社員証やICカードといった物理トークンを組み合わせた多要素認証も利用でき、なりすましを防止した確実な本人認証を実現するとしている。

 価格は、初期費用が15万円、月額費用が1ユーザーあたり300円から。