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アイレットのセキュリティ監視サービス「securitypack」、OCIに対応

AWSやGoogle Cloudを含めたマルチクラウド環境の包括的なセキュリティ監視が可能に

 アイレット株式会社は10日、クラウド環境におけるセキュリティ監視サービス「securitypack(セキュリティパック)」が、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)に対応したと発表した。

 アイレットでは2020年10月にOracle PartnerNetworkのCloud Sell Trackに加入して以降、100台を超える大規模基幹システムのOCI全面移行をはじめ、さまざまな実績を積み重ねてきたという。また2025年2月からは、クラウド活用の総合支援サービス「cloudpack(クラウドパック)」でのOCIの取り扱いを開始し、導入・移行支援から監視・運用保守、請求代行まで包括的なサービスを提供しているとのこと。

 そうした中で今回は、顧客からの要望に応え、「securitypack」のOCI対応を開始する。「securitypack」は、クラウド環境におけるセキュリティ監視サービスで、すでに対応しているAmazon Web Services(AWS)やGoogle Cloudを含め、各クラウド基盤において統一されたセキュリティ監視サービスを提供可能になったため、マルチクラウドを活用する場合においても、一貫したセキュリティポリシーのもとで24時間365日の高度なセキュリティ監視を行えるとしている。

 具体的には、顧客企業が利用しているOCI環境における、Cloud One - Workload Securityの構築、および侵入検知/変更監視/セキュリティログ監視のためのルール設定を代行する。さらに、Cloud One - Workload Securityのルール追加や変更などの設定も代行可能なほか、アイレットのエンジニアがリモートから、24時間365日体制でアラートを監視し、アラートが確認された場合は指定の連絡先に通知するとのこと。

 価格は、初期費用が10万円から、月額費用が1台あたり4万円から。