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弥生クラウド型給与サービス「弥生給与 Next」でパートナー専用プランを拡充
複数事業者の代行業務を同時に行える「代行業務用」などを追加
2025年10月9日 08:00
弥生株式会社は8日、クラウド型給与サービス「弥生給与 Next」において、弥生のパートナーが利用できる「パートナープラン」の提供を開始したと発表した。
弥生では、中小企業や個人事業主、起業家の発展を支援することを目的として発足したパートナーシッププログラム「弥生PAP」を運営しているが、今回、給与計算や年末調整業務をクラウド上で行えるサービス「弥生給与 Next」において、弥生PAP会員をはじめとしたパートナー専用プランの「パートナープラン」を提供開始する。
すでに、パートナーが自社業務で利用できる「パートナー版」が提供されているが、「パートナープラン」では、「パートナー版」から改称した自社業務用に加え、顧問先の給与計算・年末調整業務の代行に利用できる「代行業務用」、社内での研修や顧問先向けのデモ・セミナーなど、用途に応じて複数のデータを作成できる「弥生 Next学習・セミナー用」が用意された。
代行業務用を利用すれば、複数事業者の代行業務を同時に行え、Web給与明細・Web年末調整申告書・Web源泉徴収票機能も、顧問先の従業員数に限らず無償で利用可能なため、業務のデジタル化も推進できるとした。
代行業務用は10事業所データまで、弥生 Next学習・セミナー用は30事業所データまでが無償(弥生PAP年会費に含む)。代行業務用で11事業所データ以上を利用する場合は従量課金となっている。なお、代行業務用および弥生 Next学習・セミナー用は、2026年春以降にリリースを予定しているとのこと。
また今回、「弥生給与 Next」の「パートナープラン」リリースを記念し、2025年10月から2027年3月末まで、通常は従量課金となる事業所データ数の超過分も含めて無償で利用できる「パートナープランリリースキャンペーン」を実施する。あわせて、従来は会計事務所を対象としていた「弥生PAP」会員に、社労士事務所の会員区分である「弥生PAP社労士」が新設された。
