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クラウド給与サービス「弥生給与 Next」、令和5年分の年末調整機能を提供

 弥生株式会社は21日、クラウド給与サービス「弥生給与 Next」において、令和5年(2023年)分の年末調整機能を提供開始したと発表した。年末調整に関する煩雑な作業をWeb上で完結可能なため、従来、紙でやり取りし、担当者がデータ入力を行っていた手間と時間を効率化できるという。

 弥生給与 Nextは、給与計算や年末調整業務をクラウド上で行えるサービスで、10月20日に発表された弥生の新サービスブランド「弥生 Next」の第1弾として提供が開始されている。

 今回は同サービスにおいて、令和5年分の年末調整機能の提供を開始した。年末調整機能では、控除申告書の依頼や回収、年税額・還付徴収額の計算、源泉徴収票・給与支払報告書の作成、従業員への源泉徴収票の配信といった一連の作業をWeb上で行えるため、担当者が従業員から紙の申告書を集めて記入する必要がなくなったほか、提出状況をWeb上で確認したり、間違いがあった場合もWeb上で修正依頼を行ったりできるという。

 一方、従業員も、スマートフォンから画面の指示に沿って入力・提出するだけで、申告を完了できるとのこと。

 なお弥生給与 Nextは、初年度無償キャンペーンにより、「セルフプラン」「ベーシックプラン」を1年間無償(「トータルプラン」は1年間半額)で利用できるほか、Web給与明細・Web年末調整申告書オプション無料キャンペーンによって、2024年10月末まで(予定)は、利用人数に関係なく、無料で同オプションを利用できるとしている。