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ソニーネットワークコミュニケーションズとJBN、リアル接点の集客から受付・接客・成約までを支援する「ビジネス エクスペリエンス コア」を提供
2025年9月17日 16:39
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社と株式会社JBNは16日、企業と顧客間の情報をCRMで統合管理し、集客から来店、成約までを一気通貫でスマートに支援するソリューション「ビジネス エクスペリエンス コア」の受付を開始した。提供開始は今秋予定。提供価格は個別見積もり。
ソリューションは、世界135か国以上で26万8000社以上に導入されているCRM搭載のカスタマープラットフォーム「HubSpot」上で構築し、顧客情報の一元管理を実現する。来店予約から受付のためのQRコードの自動発行、チェックイン機能や顧客情報の確認機能などを有し、リアル接点での運営工数を削減するとともに、営業活動の質を向上させ、顧客体験価値の最大化に貢献する。
ソニーネットワークコミュニケーションズとJBNでは、住宅・不動産・フィットネス業界をはじめ、店舗や展示会・セミナーといったリアルな場での接点を起点に営業を行う企業では、オンラインとオフラインで利用するデータやツールが分断され、顧客情報が一元化できないという課題が顕在化しており、この分断は顧客体験の低下や営業機会の損失につながりかねないと説明する。
ビジネス エクスペリエンス コアは、こうした「オフラインでの顧客データ欠損」を解消する。HubSpot CRMに蓄積されたオンラインの行動データを活用し、来店やイベント参加といったリアルの場においても、顧客一人ひとりに合わせた心地よい体験を提供できる。さらに、オフラインで得られた接客データをシームレスにCRMへ反映することで、その後のデジタルコミュニケーションもよりスムーズに展開できる。
ソリューションのうちランディングページ構築では、ソニーネットワークコミュニケーションズが培ってきたUI/UXデザインの知見を生かし、アクセシビリティに配慮した効果的なランディングページ制作を支援する。
SNS運用支援では、LINE、Instagram、X(旧Twitter)など、主要SNSのアカウント開設から運用までを一貫してサポートする。顧客との接点を広げ、継続的な発信を実現する。
自動チェックインによる受付業務削減では、QRコードの読み込みによる自動チェックイン機能を提供。イベントや店舗での受付業務を効率化し、現場スタッフの負荷を軽減する。
CRMデータを用いた接客支援では、HubSpotを活用し、CRMに格納された顧客情報を担当営業端末にリアルタイムで提供する。事前アンケートや行動履歴を基に、パーソナライズされた接客を支援する。
接客後の自動フォローアップやパーソナライズマーケティングでは、アンケート回収やメール配信を自動化し、顧客の行動データに基づき、最適な情報提供や提案を行い、リピート率や成約率の向上を支援する。
流入経路やROIの可視化など施策全体のデータ分析では、キャンペーンやイベントの効果を数値で可視化する。流入経路やROIを把握し、次回施策の改善に直結する分析を提供する。
ソニーネットワークコミュニケーションズとJBNは、ビジネス エクスペリエンス コアの提供を通じ、リアル接点を中心とした企業のセールス・マーケティング活動の効果最大化を支援していくとしている。