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ウォッチガード、次世代ファイアウォール「Firebox Tシリーズ」を発表

 米WatchGuard Technologies(以下、ウォッチガード)は現地時間5日、次世代ファイアウォール「Firebox」について、テーブルトップシリーズ(Tシリーズ)の最新版を発表した。

 Tシリーズは、中小企業(SME)向けに設計されたファイアウォールアプライアンスのラインアップとして、次世代の脅威に対応した保護機能を提供する。この新しいアプライアンスファミリーは、高速接続、AIを活用した脅威レスポンス、およびネットワークの拡張もサポートする柔軟性を備え、将来を見据えたセキュリティを実現する。

 Firebox Tシリーズのラインアップのうち、「Firebox T185」はTシリーズで最も高性能なモデルで、T85の従来モデルと比較して250%高速なブランチオフィスVPN性能、超静音ファン、およびより重いトラフィック負荷に対応する能力を備える。

 「Firebox T145」は、より高い性能と高速な10Gネットワークポートを搭載し、高速接続と高いデータ転送速度を可能にする。さらに、ファンレス運用を実現する超低消費電力CPUと、オプションでWi-Fi 7に対応する。

 「Firebox T125」は、より高速なUTMとデータ転送を実現し、小規模企業や小売店に最適なモデル。Firebox T145同様、このアプライアンスは無線オプションを搭載し、外部アンテナに対応した最新のWi-Fi 7規格をサポートし、より高いスループットと通信範囲を実現する。

 「Firebox T115-W」は、最新のWi-Fi 7、基本的なVPN、および低トラフィックサイト向けのファイアウォールを搭載する。専門家の個人利用やマイクロオフィスに適したモデルで、ファンレス設計により、高い耐久性と熱効率を実現し、信頼性の高い運用を可能にする。

 これらのアプライアンスは、今後のITニーズに対応できるように設計されており、オンプレミス環境を維持する企業、クラウドへの移行を検討している企業、または両方の環境を組み合わせて運用している企業に最適化されていると説明している。今回の最新版の主な改善点には、VPNとUTMのパフォーマンスの向上が含まれており、リモートワークやハイブリッドワーク接続に影響を与えるネットワーク速度の遅延といった一般的なビジネス課題の解消に役立つとしている。

 Firebox T185の一般提供は8月から開始され、残りのモデルは秋後半に順次提供開始される予定。