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東芝デジタルソリューションズ、スカラコミュニケーションズの知財管理ソリューション事業を継承

 東芝デジタルソリューションズ株式会社は7日、株式会社スカラコミュニケーションズから、知財管理ソリューション事業を譲り受けたと発表した。これにより、知的財産(IP)やノウハウをはじめとする、無形資産の「価値」を可視化するサービスの拡充を図るという。

 東芝デジタルソリューションズは知財管理ソリューションの分野において、知的財産管理サービス「IPeakMS」を基軸に、国内ベンダーならではのきめ細かい業務機能を、東芝グループの知的財産管理業務のノウハウとともに提供してきたという。

 また同社とスカラコミュニケーションズは、長年にわたるパートナーシップのもと、知的財産管理ソリューションの開発などに取り組んできたが、今回の事業譲渡では、スカラコミュニケーションズからオンサイト型知財管理システム「PatentManagerシリーズ」等に関するプログラム著作物、当該著作物に係る著作権、および商標権等を譲り受け、関連するシステム開発人材も転籍を完了したとのこと。

 これにより東芝デジタルソリューションズは、自社の製品ラインアップの強化や既存サービスの機能向上を加速させる考え。また、無形資産の「価値」を可視化する知的財産管理サービスの拡充を行うほか、既存サービスである戦略的なデータ分析と活用を通じて、顧客の競争力強化に貢献するとしている。