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東芝デジタルソリューションズ、歴史上の英傑などがモデルのAIエージェントを活用した人財戦略支援サービスを提供
2025年8月5日 13:22
東芝デジタルソリューションズ株式会社は4日、AIエージェントを活用した人財戦略支援サービスを提供開始した。
サービスは、企業の持続的成長と人的資本の価値最大化を目指す未来志向の経営支援ツール。AIエージェントを活用することで、人財戦略の施策立案・実行・評価・改善までを支援し、PDCAサイクルの高度化を実現する。
サービスでは、歴史上の英傑や人事の有識者をモデルとして、株式会社東芝の総合研究所が独自に開発したAIエージェントを搭載する。ユーザーは、人財戦略の議論の相手となる英傑や有識者を選択し、自社の経営戦略を入力することで、彼らの経験に基づいた時空を超えた独創的なアイデアやコンサルタントのような幅広い知見を得られる。複数のエージェントと同時に議論を行うことも可能で、こうした議論を重ねることで、自社に必要な人財ポートフォリオを可視化できる。
歴史上の英傑としては合理主義・革新主義の特徴を持った織田信長、現実主義・調略重視の特徴を持った豊臣秀吉、人事の有識者としては共感型・対話重視の特徴を持った人などをモデルにしたAIエージェントを用意する。
経営戦略発表会の資料や、社内向けの経営者メッセージなどの資料を基に経営戦略に関する情報を入力することで、経営層の意思を反映した議論を深め、従業員の育成プログラムなど最適な人財戦略を構築する。これにより経営と人事の連携を促し、一貫したPDCAサイクルの高度化につなげる。
東芝デジタルソリューションズは今後も、AIエージェントを活用した人財戦略支援サービスの提供を通じて、企業の持続的成長と人的資本の価値最大化を支援していくとしている。