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さくらインターネット、「さくらクラウド」上でETL/ELTツール「CData Sync」を利用可能に

 CData Software Japan合同会社(以下、CData)とさくらインターネット株式会社は19日、ETL/ELTツール「CData Sync」を、さくらインターネットのマーケットプレイスで取り扱うことに合意したと発表した。これにより、パブリッククラウド「さくらのクラウド」でCData Syncが6月26日から利用可能になる。

 CData Syncは、クラウドやオンプレミスなど、複数の異なるSaaSやデータベースに置かれている情報を、一つのデータベースに統合できるデータ連携ツール。データ統合と同時に、SQLを用いたデータの加工や、dbt coreを用いたデータの変換処理も行える。

 さくらインターネットのマーケットプレイスでCData Syncを契約することで、年額単位ではなく月額単位での利用ができる。これにより、サーバー間のデータ移行や、年度末など特定時期に発生する処理など、一時的な利用にも柔軟に対応でき、コスト削減につなげられる。

 サービスは、さくらのクラウドのWindows Server OSに、CData Syncをあらかじめインストールした状態で提供する。顧客は、サーバーを作成および起動した後、マーケットプレイスで購入したサブスクリプションキーを入力するだけで利用できる。

 今回、さくらインターネットで提供を開始するのは「CData Sync Standard」プランで、料金は月額8万8000円(税込)。また、今後のアップデートにより「CData Sync Enterprise」プランも提供予定。

 CDataとさくらインターネットは共に、顧客の業務効率化を支援し、顧客の継続的な発展に寄与していくとしている。