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ユミルリンク、メールリレーサービス「Cuenote SR-S」でコストを抑えて利用可能な新プランを提供

 ユミルリンク株式会社は18日、エンジニア向けのメールリレーサービス・メール送信API「Cuenote SR-S」において、コストを抑えて利用可能な新プラン「Cuenote SR-S エントリープラン」を7月1日より提供開始すると発表した。

 Cuenote SR-Sは、高速・確実なメール配信機能と、配信エラーの解析機能を提供するエンジニア向けのメールリレーサービス・メール送信API。配信エラーの解析によってメール配信の効率と信頼性を高められるのみならず、GmailやMicrosoft Outlookの新しい「メール送信者のガイドライン」に対応し、エンジニアの作業負荷を軽減するという。

 従来の同サービスでは、月額9万750円(税込、以下すべて同じ)から利用できるプライベートクラウド型のプランを提供してきたが、今回は、メールの送信数が少ない中小規模やB2B向けでの配信用途でも導入できるよう、月額2万9700円から利用できる「エントリープラン」の提供を開始する。

 既存プランは専用環境を利用し、メールの配信数にも制限がないのに対し、「エントリープラン」は共用環境での提供となり、メールの配信数に応じた月額費用となる。また、ドメイン別速度・時間制御、ディザスタリカバリオプションといった機能は提供されない。

 ただし、独自のメール配信ノウハウと月間81億通の配信実績に支えられた高い到達実績は引き継がれているほか、専用IPアドレスの提供、安全な運用を支援する二段階認証・DKIM(送信ドメイン認証)・TLS暗号化などのセキュリティ機能や、メール不達時のエラーやバウンスメールを自動的にフィルタリングし効率的なリスト管理をサポートするエラーアドレス管理機能などは、これまでと同様に提供される。

 「エントリープラン」の価格は、初期費用が5万5000円、月額費用は2万9700円からで、月間のメール配信数に応じて変動し、契約プラン内の月間配信数を超過した場合、1通あたりの費用×超過通数分が加算されるとのこと。