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オーシャンブリッジ、ファイル軽量化「NXPowerLite」のSDKを提供開始

 株式会社オーシャンブリッジは6日、ファイル軽量化ソリューションのソフトウェア開発キット「NXPowerLite 6 ソフトウェア開発キット(SDK)」をリリースし、販売を開始した。

 NXPowerLiteは、OfficeファイルやJPEGファイル、PDFファイル、ZIPファイルを、ファイル形式はそのままで最大50分の1に軽量化するソリューション。用途に合わせて、ファイルサーバーエディションとデスクトップエディションの2つのエディションを提供しており、国内で9000社以上の企業に導入されている。

 さらに、両エディションではできなかった活用を可能にするため、ソフトウェア開発キットをリリース。自社で独自開発したアプリケーションや文書管理システム、イントラサイトなどに組み込み、「文書管理システムやウェブサーバーにアップロードするファイルの軽量化」「イントラサイトでの活用」「データベースの容量削減」といった活用が可能となる。

 ソフトウェア開発キットは、製品への組み込みを行うことを前提に作られており、C++やJavaなどの様々な開発環境から手軽に利用することが可能。標準的なインターフェース仕様により、独自開発のアプリケーションや文書管理システム等のソリューションに柔軟に組み込むことができる。また、Office 365やウェブメールなどのクラウドサービスに組み込むことも可能で、ストレージやメールサーバーの効率的な利用やトラフィック量を削減できる。

 ソフトウェア開発キットの開発環境は、Windows 8.1/7、Windows Server 2008以上、Visual Studio 2010~2013、.NET framework 2.0以上、Java JDK v1.5以上。対応言語はC#、C++、Java、C、VB6、CLI。価格はオープンプライス。

三柳 英樹