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ソフトバンク C&S、マーケティングツールの総合サイト「Marketing Bank」を開設

 ソフトバンク コマース&サービス株式会社(以下、ソフトバンク C&S)は13日、デジタルマーケティングソリューションのプラットフォーム「Marketing Bank」を発表した。広告代理店やWeb制作会社、印刷会社など、顧客企業にマーケティングツールを提案する事業者を主な対象に、同日より提供開始される。

 Marketing Bankは、ソフトバンクグループ創業以来のICTディストリビューションのノウハウを生かした、マーケティングツールの総合サイト。提供開始時点ですでに約70社のサプライヤーが参画しており、初期費用不要でサービス利用が可能な月額500円のツールから、最先端のデジタルマーケティングソリューションまで、100種類以上の幅広いラインアップを取りそろえているという。

 これまでマーケティング事業者は、数あるソリューションを個別に調査して購入する必要があったが、Marketing Bankでは幅広いソリューションをまとめて比較・購入できるとのこと。これにより、マーケティングツール導入までの人的コスト削減に加え、最新のマーケティング手法に対応可能とした。

 また、企業だけでなく個人でも会員登録が可能になっており、Marketing Bankでは、新たにマーケティング業務を開始する事業担当者などに向けてマーケティングを学ぶコンテンツを届ける、メールマガジン配信サービスも行うとのこと。

 一方でツールやソリューションを作成・提供するサプライヤー企業は、ソフトバンク C&Sを介して各社との契約や請求を一元管理できるので、個別の契約管理が不要になる点がメリット。さらに、ソフトバンク C&Sの販売パートナー約1万社を通じて顧客にアクセスできるため、販路の拡大に貢献できるとしている。

石井 一志