NTTソフト、ビジネスで安心・簡単に使えるグループチャット「TopicRoom」

　NTTソフトウェア株式会社（以下、NTTソフト）は20日、ビジネスで安心・簡単に使えるグループチャット「TopicRoom」を発売した。

　ビジネス活用も進むグループチャットをセキュリティに配慮して利用できる製品。NTT Comのパブリッククラウド「Cloudn」を基盤に、テナント対応サイト（PC）、クライアントアプリ（PC/iPhone/Android）の2種類の形態で提供される。対応OSは、Windows 7以上、Android 4.0以上。iOSは今夏対応予定。

スマートフォン用の操作画面

　特徴は、便利なトピック機能。特定の発言を目的ごとにフォルダにまとめて保存する機能で、例えば、会話の中での依頼事項を「ToDoリスト」というトピックでまとめておくことで、依頼された内容を後から簡単に確認でき、その後の対応状況も都度格納することでToDoの進ちょく把握が可能となる。ほかにも「周知事項」「議事録」など目的に応じてトピックを作成できる。

　わかりやすい通知機能も特徴。受信者が新着通知（プッシュ機能）を選択でき、通知を受け取る対象としてルームを限定したり、あらかじめ設定したキーワードが含まれる会話だけにしたりすることが可能。緊急対応が必要なケースで専用ルームを設け、そのルームの発言のみ常時通知されるよう設定すれば、すぐに対応したい発言とあとで時間を取って見る発言に分けて対応できる。キーワードは「重要」「決裁」「ユーザー名」などを指定しておけば、それらが含まれる関連の発言をもれなく知ることができる。

　企業ニーズに応えるためのセキュリティ対策としては、管理者に許可された関係者のみに限定してチャットが行えるほか、ビジネスシーンに必要な7つのセキュリティ対策を施した。

　価格は最小200ユーザーで年額120万円から。NTTソフトは今後3年間で5億円の売り上げを見込む。