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Sleipnirのフェンリル、サイトロックとAWS運用監視で協業

 サイトロック株式会社は25日、フェンリル株式会社が自社で提供するAmazon Web Services(AWS)のインフラ導入から運用保守までを行うワンストップサービスにおいて、「AWS運用監視サービス Site Care Cloud for AWS」を採用したと発表した。

 国産Webブラウザ「Sleipnir」の開発元であるフェンリルは、現在、iPhone/Androidなどさまざまなデバイスで動作するアプリの受託開発も手がけている。モバイルデバイス向けアプリの開発実績は100社以上にのぼり、100万ダウンロードを記録したヒットアプリも少なくないという。こうした実績から、サーバー上で動作するWebアプリの開発依頼も増えていた。

 システム開発と同時に急増しているのが、インフラ構築・運用に対するニーズ。主に低コストで柔軟性があるAWSによるインフラ構築において、運用部分を強化するため、運用保守を専業としているサイトロックとの協業を決めた。

 「AWS運用監視サービス Site Care Cloud for AWS」は、AWSのインフラに対して、死活監視・サービス監視・リソース監視・インフラ監視を行い、障害時に通知・復旧を行うほか、日々のデータを把握できるWebポータルやバックアップ運用を代行してくれるもの。

 フェンリルは、ワンパッケージでAWSの運用をカバーするサービスメニューやサイトロックの運用保守体制などを評価し、採用の決め手とした。AWSの環境構築、24時間365日の監視、AWS請求代行、障害復旧対応を行うワンストップサービスをより強化し、今後も提供していく。

川島 弘之