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派遣・郵送での名刺登録も~Eightの「どこでもスキャン計画」が始動

 名刺管理サービス「Eight」を提供するSansan株式会社は18日、「たまった名刺をデータ化、名刺管理サービスEightのどこでもスキャン計画」(以下、どこでもスキャン計画)を開始した。

 Eightは、2012年2月より提供されている無料の名刺管理サービス。データはクラウド上に保管され、情報の入力をSansanが手作業で行うことが話題となり、現在では1日7万枚以上の名刺が撮影・データ化されるサービスに成長している。

 「どこでもスキャン計画」は、「名刺が多すぎて一枚ずつ撮影するのは大変」というユーザーの意見に応えるもの。「たまった名刺を手間なく、瞬時に、Eightに取り込む環境を提供する」をコンセプトに、コワーキングスペース、訪問型スキャン代行サービス、郵送型スキャン代行サービスを提供するパートナーとともに、高速スキャナでどこでも簡単にEightに名刺を取り込める環境作りを進めていく。

 具体的にコワーキングスペースでは、渋谷の4拠点にEight専用PC・高速スキャナを設置済み。渋谷以外の拠点、ならびに全国主要都市のコワーキングスペースへの展開も進展中で、今後も協力してくれるコワーキングスペースを募集する。

 訪問型スキャン代行サービスでは、派遣型スキャンサービスを提供するSCANMANと提携。同社のWebサイトで時間指定で申し込むと、オフィス・自宅など名刺を保管している場所へスキャナを担いだスタッフが訪問し、名刺登録を行ってくれる。価格は、最初の500枚までが2700円。以降50枚ごとに300円。

 郵送型スキャン代行サービスでは、名刺スキャンドットコムと提携。同社のWebサイトで申し込むと、専用の名刺取り込みパックが送付され、名刺を詰め込んで返送すると名刺登録を行ってくれる。価格は無料。

 「どこでもスキャン計画」では、2014年度中に全国50カ所以上に展開し、全国規模でのスキャン場所充実を目指すという。

川島 弘之