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Microsoft、Windows 8.1 EnterpriseのPreview版を公開

 米Microsoftは30日(米国時間)、Windows 8.1のラインアップにおいて企業向けの最上位となる、「Windows 8.1 Enterprise」のPreview版を公開した。同社のWebサイトで、日本語版を含む32ビット版と64ビット版が公開されており、無料でダウンロードできる。有効期限は2014年1月14日まで。

 Microsoftでは、企業向けの最上位エディションである「Enterprise」を、ボリュームライセンスプログラムの保守契約に相当する、ソフトウェアアシュアランス(SA)の契約者向けに特典として提供してきた。

 現状の最新OSであるWindows 8においてもその方針を引き継いでおり、今回、Preview版が公開されたWindows 8.1 Enterpriseも、同様の位置付けとなる。

 機能としては、USBドライブからのOSブートを可能にする「Windows To Go」、リモートデスクトップでのローカルUSBのサポート、RemoteFX(サーバー側のグラフィックカードの利用)対応などのVDI機能の強化、リモートアクセスを簡易化するDirect Access、サーバーからのデータをキャッシュし、遠隔地のクライアントのデータアクセス性能をアップするBranch Cache、特定アプリケーションの動作禁止機能であるAppLockerなどを利用可能だ。

石井 一志