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吉積情報の法人向け生成AIツール「WorkAIzer」、企業単位の定額制新料金プランを4月より提供

 吉積情報株式会社は、法人向け生成AIツール「WorkAIzer(ワークアイザー)」において、企業単位の定額新料金プランを4月21日より提供開始すると発表した。

 WorkAIzerは、Google Workspace導入企業のための生成AIソリューション。Gemini Pro、GPT-3.5、Claude 3、Haikuなど、複数のAIモデルを組み合わせて利用することにより、回答の精度を確認できるという。また、AI学習拒否設定や社内用語の置き換え機能で情報漏えいの防止にも対応するとした。なお、すべての入出力はGoogle Cloudに保存され、利用状況を追跡できる点も特徴とした。

 新料金プランは、従業員数無制限で月額1万8000円(税別)から利用可能な「Starter-50」プランを含む、3つのプランで構成されており、条件が揃えば、ユーザー(アカウント)数単位での課金だった従来の契約と比較してコストを大幅に削減できるとした。

 生成AIモデルは、基本モデルとして「Gemini 1.5 Flash」「GPT-4o mini」を利用できるほか、応用モデルとして「Claude 3 Haiku」「Gemini 1.5 Pro」「Claude 3 Sonnet」「GPT-4o」の4種類に対応した。

 なお、クレジット制限はStarter-50プランで50万、上位の「Business-200」「Business-500」の両プランではそれぞれ200万、500万に設定されており、上限を超過した場合の追加購入も可能。さらに生成AIモデルのうち基本モデルは、月間のクレジット上限超過後も無制限に利用できるとした。