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吉積情報の法人向け生成AIツール「WorkAIzer」、プロンプトのカスタマイズを容易に行える新機能を提供

 吉積情報株式会社は7日、法人向け生成AIツール「WorkAIzer(ワークアイザー)」において、チームでの生成AIの活用を促進する「カスタムクイックプロンプト」機能を提供すると発表した。

 「WorkAIzer」は、Google Workspace導入企業のための生成AIソリューション。Gemini Pro、GPT-3.5、Claude 3、Haikuなど、複数のAIモデルを組み合わせて利用することにより、回答の精度を確認できるという。また、AI学習拒否設定や社内用語の置き換え機能で情報漏えいの防止にも対応するとした。なお、すべての入出力はGoogle Cloudに保存され、利用状況を追跡できる。

 同サービスでは、フォーム形式で、入力・プルダウンで選択するだけでAIに対してプロンプトを送信できるクイックプロンプト機能を備えているが、今回は、クイックプロンプトをベースに、ユーザー自身で自由に作成・編集できるカスタムクイックプロンプト機能が追加された。

 ゼロベースから独自のクイックプロンプトを作成することも、公式クイックプロンプトを複製・編集することも可能。どちらもユーザー自身で独自の質問項目や選択肢を設定し、より柔軟なプロンプトを作成できるという。

 また基本的なフォーム作成に加え、「エキスパートモード」を有効にすることで、より詳細な設定を可能となる。これにより、ユーザーの使いやすさや、フォームへの回答の質の向上につながるとのこと。