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GMOサイバーセキュリティ byイエラエ、半導体製造装置メーカー向けに「SEMI E187」認証取得・準拠支援サービスを提供

 GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社は5日、半導体製造装置メーカー向けのサイバーセキュリティ国際規格「SEMI E187:Specification for Cybersecurity of Fab Equipment(以下、SEMI E187)」の認証取得・準拠支援サービスを提供開始した。

 SEMI E187:Specification for Cybersecurity of Fab Equipment(ファブ装置のサイバーセキュリティ仕様)は、SEMI(国際半導体製造装置材料協会)が2022年に発行した、半導体製造装置等の設計・運用・保守における基本的なセキュリティ要件を包括的に定義したサイバーセキュリティ規格。

 対象設備は、半導体製造装置、AHMS(自動搬送システム)、Windows/Linux OSがインストールされたコンピューティングシステムが挙げられており、「オペレーティングシステム」「ネットワークセキュリティ」「エンドポイント保護」「セキュリティモニタリング」の4つの分野における12項目の要件を満たすことが求められている。対象者は、半導体製造工場に装置やサービスを提供する装置サプライヤー、SIerなどが想定されている。

 SEMI E187認証取得・準拠支援サービスは、SEMI E187の作成を主導した台湾工業技術研究院(ITRI)の情報通信研究ラボラトリ(以下、ITRI情報通信研究ラボラトリ)と連携して、認証取得を支援するパッケージ。

 各種国際標準の策定委員会委員としての経験を持つ、GMOサイバーセキュリティ byイエラエの製品セキュリティ専門家が、SEMI E187準拠に向けた取り組みの始動、社内プロセスの構築、セキュリティ対策レベルの向上、および第三者認証取得申請手続きを、ITRIとの連携によって迅速に支援する。

 ITRIは、SEMI E187規格の作成者として認証プログラム要件に精通している組織で、認証ラボを保有し、認証マークを発行できる機関。こうした組織とGMOサイバーセキュリティ byイエラエが直接連携することで、短期間で効率的に認証マークを取得できる。GMOサイバーセキュリティ byイエラエは、ITRI情報通信研究ラボラトリと2月11日に業務提携合意書を締結しており、その連携サービスの第一弾となる。

 GMOサイバーセキュリティ byイエラエでは、サービス開始を記念して、サービスを最初に利用する10社限定で、特別価格で提供するキャンペーンを実施する。