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SBT、エクスポージャーの種類と詳細情報を一元的に管理・修正できるクラウド型CTEM製品「XM Cyber」を販売
2025年2月28日 16:32
SBテクノロジー株式会社(以下、SBT)は27日、イスラエルXM Cyber社のクラウド型エクスポージャー管理プラットフォーム「XM Cyber」を、同日より販売開始すると発表した。攻撃者が悪用できる脆弱性や設定ミスを洗い出すとともに、効果的な修正までを支援できるという。
「XM Cyber」は、セキュリティリスク管理のフレームワークであるCTEM(Continuous Threat Exposure Management)に沿った、クラウド型エクスポージャー管理プラットフォーム。脆弱性情報だけでなく、漏えいした認証情報やActive Directory(AD)を含むさまざまなシステムの設定など、攻撃者に悪用されるリスクを攻撃者の視点から網羅的に検出し、アタックパスの分析から、修正箇所の合理的な優先順位付けを行えるという。
また攻撃グラフ分析により、想定される攻撃経路が多く集中するチョークポイント(攻撃を最も効率的に遮断できるエクスポージャー)を特定し、明確にすることが可能。この、数少ないチョークポイントを修正することによって侵入を未然に防ぎ、重要な資産を確実に保護できるように支援するとした。さらに、攻撃範囲の拡大を阻止するための具体的な修正手順を提示することで、セキュリティ運用のための時間と工数の削減に貢献するとしている。
なお「XM Cyber」は、仮想シミュレーションのため実環境に影響がなく、常に最新の状況を継続的にチェックできる点も特徴とのこと。