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さくらインターネット、アプリケーション実行基盤「AppRun β版」の製品版をトライアル提供

 さくらインターネット株式会社は4日、IaaS型クラウドサービス「さくらのクラウド」での提供を予定しているアプリケーション実行基盤「AppRun β版」にて、製品版のトライアルを開始すると発表した。今回のトライアルでは、2025年中に実施予定の正式リリースを前に、全機能を無料で利用できる(正式リリース後は有料)。

 AppRun β版は、コンテナイメージから簡単にアプリケーションをデプロイし、自動的にスケーリングできるマネージドサービス。サーバーの設定や環境構築等の複雑なプロセスが不要で、コントロールパネルから簡単に操作するだけでアプリケーションの作成から公開、その後の管理まで自動で行えるという。

 環境構築や運用の手間をかけることなく、オートスケールまで対応する基盤をすぐに利用できるため、インフラ管理が不要となり、開発に集中可能。またコンテナ技術を利用しているので、最新のソースコードを本番環境へ即座にデプロイし、新機能や機能改善を迅速にユーザーへ提供したり、ローカル環境と本番環境の動作の違いに悩むことなく、好みのプログラミング言語を使って統一された環境で開発したり、といったメリットを提供するとしている。