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キヤノンITS、PLMソリューション「mcframe PLM」と3DCAD「SOLIDWORKS」の連携インターフェイスを提供
2025年2月3日 09:00
キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は1月31日、プロダクトライフサイクルマネジメント(PLM)ソリューションの「mcframe PLM」と3DCAD「SOLIDWORKS」間をシームレスに連携する、「PLM-CAD連携インターフェース」を提供開始した。
mcframe PLMは、製造業のDX推進を加速させるためのエンジニアリングチェーン強化やサプライチェーンとの連携を実現する、ビジネスエンジニアリング社のPLMシステム。一方、mcframe PLMの利用において不可欠となる3DCADとのデータ受け渡しにおいては、手作業によるデータ変換や入力が必須であり、作業負荷の低減やヒューマンエラーを防止する機能が求められているという。
こうした市場からの要望を踏まえ、キヤノンITSが中核製品として取り扱うダッソー・システムズの3DCADソフトウェア「SOLIDWORKS」を対象として、mcframe PLMと連携させるPLM-CAD連携インターフェースを販売する。
PLM-CAD連携インターフェースは、mcframe PLMとSOLIDWORKSを連携し、SOLIDWORKS上で専用コマンドを実行することで、mcframe PLMで自動採番した品番をSOLIDWORKSの3Dデータに設定する。
また、mcframe PLMと製品情報管理システム「SOLIDWORKS PDM」を連携し、SOLIDWORKS PDMでワークフロー承認された3DデータをXVLに変換し、mcframe PLMに登録する。文書一括自動登録も可能で、SOLIDWORKS PDMでワークフロー承認されているドキュメントを、mcframe PLMに一括登録できる。
PLM-CAD連携インターフェースの価格は個別見積もり。