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大阪シーリング印刷、営業変革に向けSales Cloud、Account Engagement、B2B Commerceを採用
2025年1月29日 13:04
株式会社セールスフォース・ジャパン(以下、Salesforce)は28日、大阪シーリング印刷株式会社が、SalesforceのSales Cloud、Marketing Cloud Account Engagement、B2B Commerceを採用したと発表した。これにより同社は、事務作業を効率化し、顧客基盤拡大につながる新規営業開拓や見込み顧客に対する即時対応など、DX推進による営業変革を行うとしている。
大阪シーリング印刷は、これまで大量の受注伝票に対して、属人的かつ書類を中心とした事務処理をしていた。見積もり依頼や受注対応、伝票処理など営業活動以外の業務もあり、収益の源泉となる顧客基盤の拡大ができないという課題を抱えていた。
その課題に対してSalesforceは、営業支援システム(SFA)と電子商取引(EC)を統合した基盤で顧客情報を管理する体制と、業界事例および自社事例に基づくノウハウを提供した。
Sales Cloud、Account Engagement、B2B Commerceを採用した大阪シーリング印刷は、「働き方改革」と「雇用維持」の相乗効果を期待している。働き方改革の観点からは、同社で慣習としていたFAXを介したビジネスの受発注から、デジタル環境への移行を加速し、同社の強みをより強化し、顧客の利便性を高める。また、デジタル化の推進により、営業部のリピート品受注における業務時間80%削減を目指す。
雇用維持の観点からは、「デジタルネイティブ」といわれる次世代人財の採用に向け、デジタル環境の拡充により世代間ギャップを解消し、優秀な人材の定着へとつなげていく。