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USEN NETWORKS、店舗機器や回線などのデータを一元管理できるサービス「USEN NETWORK SUPPORT」を提供
2025年1月23日 13:11
株式会社USEN NETWORKSは21日、店舗運営に必要な機器や回線システムなどの情報を一元管理できるデータベースサービス「USEN NETWORK SUPPORT」を提供開始した。これまで、個人・法人向けにインターネット回線などの通信サービスを提供してきたUSEN NETWORKSにとって、データベースサービスの開発・提供は初の取り組みになるという。
USEN NETWORK SUPPORTは、店舗の機器情報や図面、契約書、業務マニュアルなど、幅広い業務データを効率的に一元管理できるデータベースサービス。店舗担当者や企業の情報システム・店舗開発・総務部門担当者などが幅広く利用できる。
飲食・小売業界などでは、現在も紙資料やExcelによるアナログ運用で店舗の情報管理を行っている企業が多くみられるため、社内のデータ分散や属人化が大きな課題となっていると説明。特に、多店舗展開企業の場合、基幹システムの開発・導入コストや操作性などの問題でデジタル化が進まないケースも少なくないという。
USEN NETWORKSはこれらの課題を解決するため、USEN NETWORK SUPPORTの開発・提供に至ったと説明。飲食・小売業界をはじめ、複数店舗を持つ企業のデジタル化を推進し、店舗運営の効率化や生産性向上に貢献するとしている。
サービスは、機能がシンプルで直感的に操作しやすく、誰でも簡単に複数店舗のデータを社内で常時蓄積・共有できる。店舗の機器・回線事業者情報をサービスに入力し、店舗アカウントに共有しておくことで、担当者や部門間での引き継ぎ業務の簡素化につながる。また、故障や障害が起きた際、速やかな機器構成の把握と連絡先の特定が可能になる。
既存の情報管理システムと比較して、低コストで利用が可能。例えば、300店舗運営企業の場合、1店舗あたり月額311円相当から始められるため、「クラウド管理はしたいが、コストが見合わずこれまで導入できなかった」企業の要望に応えたサービスだとしている。
サービスの価格(税込)は、初期費用が11万円、月額費用が4万4000円+1店舗あたり165円。
USEN NETWORKSは今後も、法人向け光回線サービス「USEN光 plus」、個人向け光回線サービス「USEN光01」をはじめ、さまざまな通信サービスの提供を通じて業務効率化や生産性向上、デジタル化の推進を目指していくとしている。