ユニリタ、顧客との円滑なオンボーディング遂行を支援するポータル「Growwwing Constellation Portal」

　株式会社ユニリタは16日、カスタマーサクセスの立ち上げと成長を支援するツール「Growwwing」のオプションとして、カスタマーサクセス業務における顧客とのコラボレーションを実現するポータル「Growwwing Constellation Portal」を提供すると発表した。これにより、いち早く使い方や機能に慣れてもらうために顧客をサポートするプロセス（オンボーディング）を適切に支援できるという。オプション価格は10万円。

　Growwwingは、サブスクリプションビジネス・SaaSビジネスにおけるカスタマーサクセス活動を管理・支援するツール。今回発表されたGrowwwing Constellation Portalは、カスタマーサクセス業務における顧客とのコラボレーションを実現するポータルで、Growwwingに追加できるオプション機能として提供される。

　顧客もログイン可能なポータルサイトであるため、セキュアな環境での顧客との“1to1コラボレーション”を実現可能となっており、カスタマーサクセス担当者がGrowwwingにオンボーディングの進捗状況を記録すると、リアルタイムでポータルに反映され、顧客はこのポータルにアクセスすることで、オンボーディングの残作業や宿題事項を確認できるようになる仕組みだ。

　進捗状況はガントチャート形式で可視化され、顧客ともポータルサイト上で状況をリアルタイムに共有できるので、タスクの抜け漏れや遅延を未然に防止可能。担当者も顧客も、メールやスプレッドシートを利用していた従来の煩雑な管理作業から解放され、より効率的にオンボーディングを実行できるという。

　またカスタマーサクセス管理者は、横断的に顧客のオンボーディング状況を確認できるようになることから、管理業務を効率的に実施可能になる点もメリット。さらにこのポータルは、オンボーディング業務だけでなく、顧客の契約状況やマニュアル共有など、さまざまなコラボレーションにも活用できるとのことだ。