ニュース
MOTEX、セキュリティレベル向上を「アカデミー形式」で支援するコンサルパッケージに全業界向けメニューを提供
従来の自動車産業向けに追加
2025年1月15日 16:24
エムオーテックス株式会社(以下、MOTEX)は15日、自動車産業向けに提供してきたセキュリティコンサルティングパッケージ「ガイドライン対応サポートアカデミー」において、全業界を対象とした「サイバーセキュリティ対策」メニューを新設し、1月から提供を開始すると発表した。業界を問わず、すべての企業・団体が実践するべき対策への取り組みを支援する。
「ガイドライン対応サポートアカデミー」は、サイバーセキュリティレベル向上を「アカデミー形式」で支援するコンサルティングサービス。
2023年10月より提供している従来のメニューでは、「自工会/部工会・サイバーセキュリティガイドライン」に特化した形で、自動車産業の企業向けに、セキュリティコンサルタントによるガイドライン対応サポートを提供してきたが、昨今では、特定の業界にとどまらず、全産業において高まるサプライチェーンリスクへの対策が重視される状況となっており、自社のサイバーセキュリティ対策として、取引先のセキュリティ状況の監査を実施することなどが企業・団体における一般的な取り組みとなりつつあるという。
そこで今回は、「ガイドライン対応サポートアカデミー」のサービス内容を、すべての業界の企業向けに刷新した新メニューを提供する。この新メニューでは、「経済産業省 サイバー・フィジカル・セキュリティ対策フレームワーク」や「IPA 中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」「IPA 情報セキュリティ対策ベンチマーク」などをもとにした、企業が実施するべきセキュリティ対策の実施状況の点検ができるオリジナルのチェックシートを提供。自社の現状把握から対策強化までを支援するとのこと。
具体的なメニューとしては、セキュリティ対策の強化に必要な前提となる知識やノウハウを習得し、チェックシートを用いて自社のセキュリティ対策状況の現状把握をすることを目的とした「学習コース」を用意する。
サービスでは、チェックシート本体に加えて、記入したチェックシートの内容をセキュリティコンサルタントが確認し、記載内容の妥当性をアドバイスする「チェックシート添削」を提供。また、利用企業向けのポータルから、サイバーセキュリティ対策に必要な知識の習得を目的とした「解説講座(動画)」、各種セキュリティ関連規定のテンプレートも提供するほか、メールやオンラインによる個別相談にも対応する。
学習コースの価格は、3カ月で22万5000円(税別)。
今後は、チェックシートで明らかになった自社の弱点に対して、実際に対策の強化を行っていくことを目的とした「実践コース」についても、2025年春の提供開始を予定するとのこと。