ニュース

ソニックウォール、拠点やSOHO向けの包括的なセキュリティソリューション「SonicWall TZ80」を発表

 米SonicWallは現地時間7日、拠点やSOHO環境向けに特化して設計されたセキュリティソリューション「SonicWall TZ80(以下、TZ80)」を発表した。

 TZ80は、ネットワーキング、アクセス、セキュリティのためのソリューションをパッケージにまとめた、サービスプロバイダーや付加価値再販業者(VAR)向けに設計されたサブスクリプションベースのデバイス。パフォーマンスと価格優位性を両立し、ネットワーキングやセキュリティの機能に加え、脅威防御を低い総所有コスト(TCO)で提供するとしている。

SonicWall TZ80

 また、TZ80にはハイブリッド環境向けのクラウドネイティブのゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)や、VPN as a service(VPNaaS)との統合機能が組み込まれており、ワールドクラスのテクニカルサポート、すぐに利用できるファイアウォール管理とネットワーク監視、業界初のサイバー脅威保証によって強化されるとしている。

 MSPは、既存のファイアウォール監視やネットワークオペレーションセンター(NOC)を補完する形で、SonicWallパートナーを後方から支援しているSonicWallのマネージドセキュリティサービスによって、自社のサービスを強化できると説明。Managed Protection Services Suite(MPSS)バンドル(当初北米から展開)は、リモート導入、ファームウェアと脆弱性の管理、システムの健全性の監視を行う、TZ80デバイス向けの管理機能を提供する。

 さらに、SonicWallは最新の「3 & Free」プロモーションを発表した。このプロモーションは、クラウドネイティブVPNのライセンスと無料の次世代ファイアウォールが対象となっており、Advanced Protection Services Suite(APSS)またはEssential Protection Service Suite(EPSS)の3年契約で、無料のファイアウォールだけでなく、最新の脅威からの包括的な保護も手に入るとしている。