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インターコムのセキュアファイル共有サービス「Final Document Ver.3.2」、脱PPAPを支援する新機能を追加

 株式会社インターコムは12日、ドキュメント管理+セキュアファイル共有サービス「Final Document」において、いわゆるPPAP問題の解決を支援する新版「同 Ver.3.2」を、11月20日より提供開始すると発表した。

Outlook上でファイルの共有リンクを発行可能

 Final Documentは、ドキュメントの管理・共有とセキュアなファイル転送をワンパッケージで提供するクラウドサービス。ドキュメント管理とファイル転送を1つのサービスで使用できるため、社内でドキュメントを共有し、そのドキュメントを取引先に転送したり、取引先から受け取ったドキュメントをそのまま社内で管理したり、といった作業をワンストップで行えるという。また、注文書や請求書、会計帳簿などのドキュメントを電子帳簿保存法に対応した環境で保存する機能も備えた。

 今回の新版では、Outlookアドイン(拡張機能)の「Final Document for Outlook」により、Outlookでメールを送る際に、添付ファイルに代わってURLを差し込み、クラウド経由で相手先とのファイル共有を行う新機能を提供し、PPAP問題の解決を支援する。

 具体的にはOutlookのアプリメニューからFinal Documentを選択すると、メール作成画面でFinal Document for Outlookが起動する。このFinal Document for Outlookに送付したいファイルをアップロードし、共有リンクの発行ボタンをクリックすると、そのURLがメール本文に自動入力される仕組み。また共有リンクへのアクセス時、従来の固定パスワードに加えて、ワンタイムパスワードも利用可能とのこと。

共有リンクの発行の流れ