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インターコム、ドキュメント管理とファイル転送の両機能を利用可能なクラウドサービス「Final Document」

 株式会社インターコムは、ドキュメント管理とファイル転送の両機能を備えた新サービス「Final Document」を、9月26日に提供開始すると発表した。

 Final Documentは、ドキュメント管理とセキュアなファイル転送をワンパッケージで提供するクラウドサービス。オフィスのキャビネットにあるバインダーのように直感的にファイルを整理でき、タグ付けやキーワード検索、お気に入り登録により、あらゆるドキュメントへの快適なアクセスを実現するという。また、契約書や回覧資料などに期限を設定して、期限切れ前に関係者に通知することも可能で、コメント機能を使ったペーパーレスでの回覧を行えるとした。

 さらに、バージョン管理や類似ファイルチェック、一定期間使用していないドキュメントの自動削除など、アップロードされたドキュメントを細やかに管理する機能を搭載しており、システム管理者は手間をかけずにストレージ容量を最適化できる点も特徴とのこと。

ドキュメント管理画面

 一方のファイル転送機能を利用すると、メール添付を使用せずに社内外にファイルを送信可能。最大10GBの大容量ファイル送付にも利用でき、動画や画像、デザインデータの送付などあらゆるシーンでの活用に対応する。加えて、取引先にアップロードを許可することも可能で、ファイルの受け取りも行えるほか、メール添付と異なり、相手がファイルを受け取った際に「送達通知」を受け取る機能も備えた。

ファイル転送画面

 また、ドキュメント管理とファイル転送を1つのサービスで使用できるため、社内でドキュメントを共有し、そのドキュメントを取引先に転送、取引先から受け取ったドキュメントをそのまま社内で管理、といった作業をワンストップで行える点もメリットだ。

 なおセキュリティ機能としては、「いつ」「誰が」「何を」「誰に」送ったのかを管理するログ機能を搭載。ユーザー権限も8段階に細分化されており、閲覧やアップロード、ダウンロードなどを制限して情報漏えいを防止するとしている。

 ライセンスは最小5ライセンス、最低契約期間3カ月から購入でき、1ライセンスあたり1GBのストレージが付与される。価格(税別)にはボリュームディスカウントが適用されるが、例として、5~99ライセンスの場合は1ライセンスあたり月額750円、100~199ライセンスでは1ライセンスあたり月額650円など。追加ストレージは、10GBが月額7000円、100GBが月額5万円、1TBが月額20万円となっている。

 動作環境はOSがWindows、WebブラウザがGoogle Chrome(最新版)とMicrosoft Edge(最新版)で、今後はmacOS、iPhone、Androidにも対応予定とのことだ。