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アライドテレシス、全ポート10GbE対応のネットワークエッジ向けスイッチ「AT-x250-18XTm」など2製品を提供
2024年11月1日 09:00
アライドテレシス株式会社は10月31日、ネットワークエッジ向けスイッチ「x250シリーズ」「SE250シリーズ」のラインアップに、全ポート10Gigabit Ethernet(10GbE)に対応したレイヤ2plusスイッチ「AT-x250-18XTm」「AT-SE250-18XTm」を追加し、同日より受注開始したと発表した。
AT-x250-18XTm/AT-SE250-18XTmは、10GBASE-T/5GBASE-T/2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TXに対応したダウンリンクポート×16基と、SFP+スロット×2基を備え、ネットワークエッジの高速・大容量化を実現するレイヤ2plusスイッチ。
全ダウンリンクポートがマルチギガビットに対応するため、既存のカテゴリ5eケーブルから配線を入れ替えなくとも、最大5Gbpsの通信を行えるほか、カテゴリ6A以上のケーブルを利用すれば最大10Gbpsの通信に対応するので、速度の異なるさまざまなデバイスや無線LANアクセスポイントなどの高速通信の集約に適しているという。
管理機能としては、統合管理ソリューション「AMF PLUS」に対応しており、AT-x250-18XTmがメンバー機能(管理される側)、AT-SE250-18XTmがエッジメンバー機能(エッジ向けに機能を限定したメンバー)をサポート。AMF PLUSマスター(管理する側)に対応したスイッチの管理下で、エージェントレスで端末を自動検出するDAM(Dynamic Asset Management)機能や、検出した端末をリスト化してアクセスポリシーを設定するIES(Intelligent Edge Security)機能などを利用できる。
またAT-x250-18XTmでは、スイッチ間をスタックリンクで接続して1台の仮想スイッチとして動作させることにより、負荷分散と冗長化を実現するVCS(バーチャルシャーシスタック)に対応し、最大2台の冗長構成が可能。これまでネットワークコアでのみ保証されていた通信品質をエッジでも確保でき、モバイル端末やオンライン会議の利用が増加したエンタープライズ環境で、より安定した通信を提供するとしている。
さら同製品は、別売りのライセンスを導入すると、ダブルタグVLANによる経路制御や、SDN技術の1つであるOpenFlowのコントローラからの管理が有効となり、より柔軟なネットワークの構築を実現するとのこと。
価格(税込)は、AT-x250-18XTmが42万9000円、AT-SE250-18XTmが34万9800円。