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メシウス、コメント機能をサポートしたJavaScript入力ライブラリの新版「InputManJS V5J」をリリース

 メシウス株式会社は16日、業務アプリケーションの入力フォーム開発を支援するJavaScriptライブラリ「InputManJS」の新バージョン「V5J」を、10月30日にリリースすると発表した。

 新バージョンでは、チャットやフォーラム、会話アプリなどで見られる、コメント機能をサポートする「コメントコンポーネント」を追加した。これにより、コミュニケーションツールの開発や、業務アプリケーションへのコメント機能の付与を容易に行える。

InputManJS V5J

 コメントコンポーネントは、コメントの表示形式として、リストモード、スレッドモード、チャットモードの3種が利用可能。コメントの入力エディタには、標準HTML要素だけでなく、リッチテキストエディタコントロールなど、InputManJSの高機能なコントロールが使用できる。

 また、コメントコンポーネントでは、投稿したコメントに対して返信、修正、削除といったアクションが可能なほか、絵文字を使ったリアクションにも対応。独自の処理を実装したカスタムのアクションも追加できる。

 コメントコンポーネントをさまざまなUIコンポーネントと組み合わせて使うことで、コラボレーションツールのような情報共有のためのアプリケーションが開発できる。デモサイトでは、「Wijmo」の「TabPanelコントロール」を利用した、社内のコミュニケーション用チャットアプリケーションのサンプルも公開する。

 そのほかの入力支援機能についても強化を実施し、コンボボックスやタグボックスコントロールでは、ドロップダウンリストに階層データを設定した際に、ツリー構造で表示できるようになった。検証コントロールには、新たな検証結果通知スタイルが搭載され、検証通知をより多様な形式で表示できる。

 InputManJS V5Jの価格(税込)は、1開発ライセンスが12万1000円、1配布ライセンス(1ドメイン)が24万2000円。