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NTT西日本、Webex Callingを用いて固定電話番号での発着信を可能にする「ひかりクラウド電話」の新ラインアップ

 西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)は、テレワークや外出先でも、PCやスマートフォンを利用して固定電話番号で外線通話を行えるサービス「ひかりクラウド電話」のラインアップを拡充し、アプリやさまざまな専用電話機など、多様な端末での外線発着信を可能とする「ひかりクラウド電話 for Webex Calling」を、11月15日より提供すると発表した。

 「ひかりクラウド電話 for Webex Calling」は、シスコシステムズのクラウド電話サービス「Webex Calling」を用いて、オフィスの固定電話の番号を用いた発信・着信を行えるサービス。オフィスの音声通話環境をPCやスマートフォンに統合できるほか、専用電話機などを利用することにより、幅広いツールからの通話を実現するという。

 場所を選ばずアプリでの発着信が可能となるため、通常のオフィス勤務だけでなくテレワークなどでも固定電話の番号を利用可能。オフィスに着信していた会社の代表番号を「Webex Calling」で受けることもできる。また機器設置や配線工事等が不要なため、イベントなどの一時的な利用や、高頻度のオフィス・店舗等のレイアウト変更にも対応するとした。

 さらに、BYOD(私的デバイスの業務利用)で会社の固定電話の番号を利用でき、プライベートの電話番号を相手に知らせる必要や、従業員が通話料を負担する必要もないとのこと。なお通話料は、法人向けIP電話サービス「ひかり電話オフィスA(エース)」の通話料金となるが、NTT西日本管内における同一グループ内のひかり電話サービスに対しては、音声通話料金が無料になる。

 月額利用料(税込)は、1番号目が月額1430円、2番号目以降が番号あたり月額1100円で、フレッツ 光ネクストやフレッツ 光クロスといったインターネット接続やプロバイダーの月額利用料、初期費用などが別途必要。また、シスコシステムズのが提供する「Webex Calling」のライセンス契約も必要となる。