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エフサステクノロジーズ、PCサーバー「PRIMERGY」で第5世代EPYC搭載のラック型サーバー2製品を提供

11月26日より販売開始

 富士通の子会社であるエフサステクノロジーズ株式会社は、x86サーバー「PRIMERGY」において、AMDのサーバー向け最新CPU「第5世代AMD EPYCプロセッサー」(以下、第5世代EPYC)を搭載したラック型サーバーの新モデル2製品を、11月26日から販売開始すると発表した。

 新たに提供されるのは、第5世代EPYCを搭載した1Uサイズの「PRIMERGY RX1440 M2」と、2U「PRIMERGY RX2450 M2」の2製品。従来のCPUよりも高性能かつ省電力性に優れた最新CPUの搭載により、前世代CPU搭載モデルと比べ、約30%の性能向上が確認できたとのことで、エフサステクノロジーズでは、クラウドサービス基盤、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)システム上で実行される業務や、AIワークロードを効率化できると、新製品をアピールしている。

PRIMERGY RX1440 M2
PRIMERGY RX2450 M2

 また、2019年11月に販売開始した「PRIMERGY LX1430 M1」と比較すると、消費電力あたりの性能が約90%の向上が期待できるため、システム運用に伴う消費電力やCO2排出量を低減するとした。

 価格(税別)は、1UサイズのRX1440 M2が117万8300円から、2UサイズのRX2450 M2が270万9200円から。

 なおエフサステクノロジーズでは、「ServerView Remote Management Controller(iRMC)」や「Infrastructure Manager」といった独自のサーバー管理ソフトウェアにより、サーバールーム全体の運用管理を支援し、サーバー上で動作するOS・ハイパーバイザーまで含めて、一括してシステムをサポートするハードウェアソリューションを提供してきたとのこと。こうした取り組みにより、導入企業のサーバー運用負荷を低減し、第5世代EPYCを搭載したPRIMERGYを、より安心して使える形で提供するとしている。