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TIS、SaaSの設定を管理して不備を可視化する「Adaptive Shield」の導入・運用支援サービス

 TIS株式会社は8日、A.S.Adaptive Shield(以下、Adaptive Shield社)のセキュリティ製品である「Adaptive Shield」を用いて、企業が導入しているSaaSのセキュリティ管理を支援する「SaaSセキュリティ対策強化サービス」を、同日より提供開始すると発表した。

 SaaSセキュリティ対策強化サービスは、Adaptive Shield社が提供している、多様なSaaSの設定を一元的かつ継続的に監視し、設定不備への対処を迅速化するためのSSPM(SaaS Security Posture Management)製品「Adaptive Shield」のライセンスを購入した企業に対し、TISのエンジニアが導入開始から運用初期の段階において、使用方法やSaaS設定管理等をサポートするもの。これにより、SaaS設定評価・管理にかかる工数や、SaaS設定ベストプラクティスの調査、設定管理チェックリストの作成といった事前準備の工数を削減できるという。

 「Adaptive Shield」の導入企業は、その機能により、複数SaaSのセキュリティ設定を集約管理でき、運用状況を管理画面でまとめて確認可能になるほか、SaaSセキュリティ設定評価が1時間に1回実施され、リアルタイムでのリスク検知が可能になる。こうした仕組みにより、SaaS設定管理を人力で行うことによる見落としや管理漏れのリスク、専門知識の不足による管理項目不備や脆弱性の露呈などのリスクが低減されるとのこと。

 さらに、TISのエンジニアが導入開始時から運用初期にかけて、製品使用方法やSaaS設定管理をフォローするとともに、導入前後にはサポートミーティングを実施し、随時問い合わせに対応するとした。

 なお、「Adaptive Shield」のライセンス価格は個別見積もり。導入前・導入後のミーティング、設定時の相談などに対応する初期設定サポートについては、ライセンス購入企業に対して無料で提供する。