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フォーティネットとOFEが協業、製造業をはじめとする国内企業でのOTセキュリティ強化を支援

 フォーティネットジャパン合同会社(以下、フォーティネット)は1日、製造業をはじめとする企業のOTセキュリティ対策を強化するため、オムロン フィールドエンジニアリング株式会社(以下、OFE)と、OTセキュリティパートナーシップを締結したとを発表した。両社のノウハウを融合し、企画設計から導入、運用監視まで見据えた一貫したセキュリティサービスを提供するという。

 フォーティネットでは、最新のグローバルOT環境に対応したソリューションとともに、経済産業省による最新版の「工場システムにおけるサイバー・フィジカル・セキュリティ対策ガイドライン Ver 1.0」チェックリストを活用した無料のWeb診断、製造現場の現状とリスクを正しく把握するためのアセスメント、コンサルティングサービスを提供。多くの企業の賛同を得て、OTセキュリティの文化醸成とエコシステムの構築に向けた取り組みを進めてきたとのこと。

 一方のOFEでは、オムロングループ主要工場のOTネットワークに対するコンサルティング、アセスメント、設計構築、保守運用を提供。工場の生産技術部門とともに8年の時間を費やし培ったオムロンでの実例をもとに、生産現場視点でのヒアリング・診断によって根本的な課題を抽出し、顧客企業の課題に沿って、メーカーにとらわれることのないソリューションを提案している。

 今回は、フォーティネットが展開しているエコシステムのメンバーにOFEが加わることで、日本のOTセキュリティ対策を強化する考えだ。具体的には、OFEが持つ、生産技術の高度化を支える工場ネットワークの課題解決に向けた具体的な施策経験や、製造現場特有のスキル・ノウハウと、フォーティネットのネットワークセキュリティの知見、ならびに組織、運用、サプライチェーン管理も含めた、実効性あるOTセキュリティ対策に実績とノウハウを融合し、企画設計から導入、運用監視まで見据えた一貫したセキュリティサービスを提供するとしている。