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サーバーワークス、AWS請求代行サービスで「ガバナンスプラン」を提供 複数アカウントの適切な統制を支援

 株式会社サーバーワークスは5日、Amazon Web Services(AWS)の請求代行サービスにおいて、新プラン「ガバナンスプラン」を提供開始すると発表した。同プランを利用することで、セキュリティの向上と運用の最適化、アカウント全体のガバナンスの向上を図れるとのこと。

 サーバーワークスでは、日本円での請求書払いが対応可能なAWS請求代行サービスとして、利用料金を5%割り引くスタートアッププランとディスカウント、構築や運用代行といったサービス利用した企業向けのアドバンスドプランを提供している。

 今回はそれらのラインアップに、複数のAWSアカウントを適切に統制できる新プランとして、ガバナンスプランを追加した。セキュリティ事故を防ぐガードレールを作成し、「AWS Organizations サービスコントロールポリシー(SCP)」や「CloudFormation StackSets」を利用してサービスを制御したり、アカウント全体を1つの組織として制御したりすることが可能。ベストプラクティスに沿ったアカウント環境構築もサーバーワークスで支援するという。

 また同プランでも、AWS利用料から5%の割引を行うほか、Reserved Instance/Savings Planやスポットインスタンスも割引対象となるため、コスト最適化に貢献可能。AWSエンタープライズ相当のサポートが利用でき、万一のAWSの障害やサイバー攻撃、サイバーセキュリティ事故に対する損害保険も無料付帯する。

 さらに、導入後すぐに利用開始できるよう、標準的な設計構築が完了したアカウントを提供する。このアカウントは、サーバーワークスの実績を基に、AWSを利用する上で推奨されるセキュリティ設定が適用されたセキュアアカウントになっているとのこと。

アカウントの構成イメージ