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キヤノンMJ、openpageとの資本業務提携により新たな営業スタイルを確立するソリューションを共同開発

 キヤノンマーケティングジャパン株式会社は22日、株式会社openpageと資本業務提携契約を締結したと発表した。顧客とのコミュニケーションを推進するクラウドベースのプラットフォームを提供するopenpageのテクノロジーと、キヤノンMJがこれまで培ったマーケティングのノウハウや営業力を組み合わせ、新たな営業スタイルにより営業活動の生産性向上に寄与するソリューションの共同開発を目指す。

 openpageは、営業と顧客とのコミュニケーションのデジタル化、自動化に強みを持つスタートアップ企業。openpageが提供する「デジタルセールスルーム」は、商談に関する情報を営業担当者と顧客がクラウド上で共有できるサービスで、顧客ごとにカスタマイズされたデジタルセールスルームのワークスペースでコンテンツや資料が提供できる、顧客との密なコミュニケーションによる関係の強化と、取引の迅速な推進を可能にする。

 キヤノンMJは今回の資本業務提携により、openpageが提供するデジタルセールスルームと、キヤノンMJがこれまで培ってきたマーケティングのノウハウや営業力を組み合わせ、デジタル上で営業活動を推進できる新たなソリューションをopenpageと共同開発していく。これにより、今後ますます働き手不足が加速する国内市場において、営業活動の生産性向上に貢献するとしている。

 openpageは今回の出資を受け、製品企画や開発、ナレッジ構築を強化し、多様な営業組織に対応したデータ構造の設計、セキュリティ要件への対応、主要な外部サービスとの連携を進める。これにより、企業規模や営業手法を問わず、より多くの企業にデジタルセールスを取り入れられる製品作りを進めるとしている。