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室蘭市が電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」を導入、8月より全庁で運用開始

 GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(以下、GMOグローバルサイン・HD)は6日、北海道・室蘭市が、電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」(以下、GMOサイン)を導入したと発表した。

 室蘭市は、限られた職員数で多様化・複雑化する市民のニーズへ柔軟に対応するため、デジタル技術を活用した業務の効率化を進めており、この取り組みの一環として、職員一人ひとりの問題意識やアイデアを集約・検討した結果、今回の「GMOサイン」導入に至ったという。

 同市では、2023年度に「GMOサイン」のトライアル利用を行った後、「GMOサイン導入支援制度」を活用して、例規改正や運用フロー策定、説明会実施などの導入準備を計画的に進行。約2カ月半の準備期間を経て、8月から全庁で「GMOサイン」の運用を開始した。

 室蘭市はこの導入により、紙の契約書と同等の法的効力を保持しつつ、印刷・製本・郵送や来庁の手間を削減可能になったため、業務効率化や利便性の向上、電子化に伴う印刷や収入印紙代等のコストの削減など、さまざまな効果を得られる見込みとのこと。