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NTTデータグループとクニエ、IT領域のサステナビリティを可視化し改善を図るコンサルティングサービス

 株式会社NTTデータグループと株式会社クニエは、IT領域のサステナビリティの診断と改善に向けたコンサルティングサービスを、7月30日より共同で提供開始すると発表した。企業はこのサービスを利用することで、自社のIT領域におけるサステナビリティレベルを可視化できるとともに、現状のIT戦略を考慮した上で、サステナビリティ向上のための戦略を策定できるようになるとのこと。

「サステナブルIT診断コンサルティング」の提供イメージ

 新サービスは、企業のIT領域におけるサステナビリティレベルの診断と、アプリケーション利用によって排出されるCO2量の簡易的な算定により、現状のIT領域の持続可能性を可視化するもの。また、それを向上させるための改善アプローチを提案することで、中長期的なITロードマップを一層持続可能性の高い取り組みへと深化できるように支援するとした。

 なおIT持続可能性の可視化については、1)IT目標とガバナンス、2)デバイス、3)アプリケーション、4)クラウド、5)インフラ――の5項目に関するインタビューを実施し、147のIT領域に関する網羅的な質問によって、サステナビリティレベルの診断を実施する。

成熟度モデル評価詳細内容

 またNTTデータグループとクニエは今後、新サービスによる診断結果に基づいて描かれたロードマップの実現に向けて、前記1)~5)の5領域それぞれで環境負荷を低減するためのサービスを提供するとのこと。