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KPMGコンサルティング、持続可能な農業の実現に向けた「食農バリューチェーン全体最適化支援サービス」を提供

 KPMGコンサルティング株式会社は5日、国内における持続可能な農業の実現に向けて、農産物の生産から製造・加工、流通、消費に至る一連のプロセスに総合的にアプローチし、全体最適化を進める「食農バリューチェーン全体最適化支援サービス」を提供開始した。

 KPMGコンサルティングでは、食農バリューチェーン全体の最適化を図り、国内農業の持続可能性を高めるために、DX、地方創生、事業変革など、さまざまな支援を通じて培ったノウハウや知見などを活用し、各領域のプロフェッショナルが連携してサービスを提供する。

 具体的には、スマート農業を推進する「レジリエントに対応できる農業」、農村のスマートシティ化を図る「安心・安全に営農できる農村」、食品産業のイノベーションを創出する「レスポンシブに最適化できるネットワーク」の3つの観点から、持続可能な農業の実現に向けて総合的にアプローチする。

 レジリエントの対応できる農業の実現に向けては、データ分析やロボットなどのテクノロジーを駆使した調達・生産の最適化や自動化を織り込み、新たな生産プロセス・技術の開発を支援する。

 安心・安全に営農できる農村の実現に向けては、地域創生に関する総合的なナレッジ・ノウハウを用いて、災害・気候変動に対応した変化に強いインフラ・サービスの開発や、地域産業を活性化する新たなプロダクトの創出を支援する。

 レスポンシブに最適化できるネットワークの実現に向けては、ビジネスイノベーションやサプライチェーンマネジメント、サステナビリティ推進、トレーサビリティ等の農業ストラテジーと、IoTやブロックチェーンなどのテクノロジーに関するナレッジを組み合わせて総合的にアプローチし、スマートフードチェーンの構築や新たな食品マーケットの創出を支援する。