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LPI-Japan、「オープンソースデータベース標準教科書 -PostgreSQL-」のバージョン3.0.0を公開

 特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(以下、LPI-Japan)は1日、実習を通してデータベースの基本操作・基礎知識を体系的に学習できる学習用教材「オープンソースデータベース標準教科書 -PostgreSQL-」のバージョン3.0.0をリリースした。

 同教科書は、データベース初心者を対象に、SQL言語を使ったデータベースの操作、作成、管理についての基礎を学習できるテキスト。実習を通して、「OSS-DB技術者認定試験 Silver」の試験範囲に含まれるPostgreSQLの基本操作・基礎知識を体系的に学習でき、教育機関や多くの企業で研修用テキストとして採用されている。

 今回のバージョンアップでは、基準となるデータベースをPostgreSQL 13にアップデートし、LinuxディストリビューションをAlmaLinux 9.3に変更した。また、独習でも読み進めながら学習を進めることができるよう、構成を変更した。

 教科書はクリエティブコモンズライセンスの下で公開されており、PDF版とePub版は無償で利用できる。また、意見交換やレビューを行えるSlackのコミュニティを通じて、最新の技術動向への対応や新たなコンテンツの追加などのアップデートを随時行っていく。

 PDF版とePub版は、LPI-Japanのホームページから無料でダウンロードできる。Kindle版は300円(税込)。印刷版は1650円(税込)で、1日に予約販売を開始した。