ニュース

BBIX、「KCNデータセンター」にネットワークサービス「OCX」の接続拠点を開設

 BBIX株式会社と近鉄ケーブルネットワーク株式会社(以下、KCN)は27日、クラウド型ネットワークサービス「Open Connectivity eXchange(以下、OCX)」で協業契約を締結したと発表した。この協業契約に基づき、BBIXはKCNが運営する「KCNデータセンター」(奈良県生駒市)に、OCXの接続拠点を7月1日に開設する。

 OCXは、BBIXとBBIX子会社のBBSakura Networks株式会社(以下、BBSakura)が共に提供する、クラウド型ネットワークサービス。OCXを通して、クラウドサービスやデータセンターへの高セキュリティ、低遅延かつ拡張性のあるネットワーク接続を、顧客にオンデマンドで提供する。

 KCNは、奈良県を中心に京阪奈エリアで、ケーブルテレビ・インターネット・固定電話などの個人向け通信放送サービスや、通信事業者・自治体向け回線サービスを主体にホスティング・ハウジングなどの法人向けサービスを提供している。また、利用者との対話を重視した店舗(KCNステーション)や、訪問による通信サービスに関する相談や問題解決のサポートなど、「顔の見える経営」「信頼と安心の企業を目指す」をスローガンとした独自サービスを提供し、顧客の声に寄り添い暮らしに密着したさまざまなサービスを展開している。

 BBIXとKCNは、KCNデータセンターを通して、京阪奈エリアにOCXを活用した高品質なネットワーク網を構築することにより、顧客に安定性と堅牢性を両立したネットワーク基盤を提供すると説明。今後も、地域DXの推進を通して、地域社会へのさらなる貢献を目指していくとしている。

協業イメージ