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TwoFive、従業員やシステム/マーケティング担当者向けのメールセキュリティ教育サービス「EXTRAIN /25」を提供

 株式会社TwoFiveは10日、サイバー攻撃への組織対応力を高めるためのメールセキュリティ教育サービス「EXTRAIN/25」を提供開始した。

 EXTRAIN/25は、従業員向け、メールシステム担当者向け、マーケティングメール担当者向けの各種メニューをそろえ、メール送信時のマナー教育や、Google/米Yahoo!による送信者向けガイドラインも踏まえて、DMARCをはじめとする送信者側の技術的な対応、メール大量配信時の留意点やメール到達性を向上させるための技術などもカバーする。

 メールシステムの構築やセキュリティ対策のコンサルティングに長年携わってきたTwoFiveの経験とノウハウに基づき、ニーズに応じて講習・訓練の内容のカスタマイズにも対応する。

 メール利用者向けの基礎講習メニューでは、メールの仕組み、メールソフトで送受信する際に表示される各情報(ヘッダー情報など)の基礎知識を学んだ上で、メール送信時のマナーや注意点、誤送信などよくあるトラブルの事例や、攻撃に遭った場合に被害を最小限にとどめるための対処方法などを説明する。

 メール利用者向けの訓練メニューでは、取引先や社内のIT部門・人事部門などになりすました訓練メールをターゲットに送信し、フィッシングメールの場合には疑似フィッシングサイトを用意してアクセスログを取得。送信後の結果をまとめて、被害傾向や今後の指針をレポートとして提供する。

メール訓練のレポート(Summary)サンプル

 メールシステム担当者向けトレーニングでは、送信ドメイン認証や、受信メールでのアンチウイルス、迷惑メール対策、フィッシング対策フィルター、さらに社外に出て行くメールへの情報漏えい対策、誤送信対策など、メールシステム管理者やメールシステムの導入を検討するIT技術者が押さえておくべき技術や運用知識を包括的に学べる。さらに、メールサーバーの構築に関しては、ハンズオントレーニングも用意する。

 マーケティングメール担当者向けメニューでは、ポリシーを順守してマナーを守り、B2Cメールを届けるにはどうしたら良いか、より到達率を上げるにはどうしたら良いか、マーケティングメールの送信方法についてのトレーニングを行う。