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テンダ、コンテンツの利用状況可視化機能を追加した操作ナビゲーションシステム「Dojoナビ Ver.6.3」

 株式会社テンダは30日、ノーコード操作ナビゲーションシステム「Dojoナビ」の新版「同 Ver.6.3」をリリースしたと発表した。コンテンツの利用状況を可視化する機能や、フォーム入力を支援する機能などが追加されている。

 Dojoナビは、操作画面上にナビゲーション(操作箇所に対する枠線や吹き出し)を直接表示することで、システム運用効率の向上や、運用コストの削減に寄与するマニュアルソリューション。ナビゲーション機能は直観的な操作ですぐに作成可能なほか、システム側の改修を一切行う必要がないため、開発コストを掛けずに導入・運用できる点を特徴にしている。

 今回の新版では、Dojoナビで作成したコンテンツの利用状況(最大で過去3カ月分)を集計し、数値化・グラフ化できる「ダッシュボード機能」を追加した。同機能によってナビゲーションの利用状況を把握することで、あまり活用されていないナビゲーションの改善につなげられるという。

 具体的には、Dojoナビ全体のアクティブユーザー、シナリオ再生回数、外部リンクのクリック回数、お知らせ表示回数、付せん新規作成数などを表示できるほか、シナリオ別についても、再生回数、再生ユーザー数、フィードバックによる評価の平均値、平均再生時間などを表示可能。あわせて、日別のシナリオ再生回数推移や、利用頻度・評価の高いシナリオといった項目も表示できる。

 また、従来はDojoナビのプラグインアイコンに表示される形式だった「お知らせ」機能を拡張。「お知らせ」を表示させたいURLにアクセスした際、Webブラウザの画面上に「お知らせ」を表示できるようにした。

 このほか、Webサイトやアプリケーションの入力フォームに対して、管理者があらかじめ設定した内容をワンクリックで入力できるオートフィル機能が追加された。1つのフォームに対して複数の内容を設定することも可能で、入力作業の省力化・ミスの軽減が期待できるとしている。