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パナソニック コネクト、法人向けPCサブスクサービス「スリムワークサポート」で故障・劣化検知などの機能を拡充
2024年5月30日 13:35
パナソニック コネクト株式会社は30日、法人向けPCサブスクリプションサービス「スリムワークサポート」で提供するPCマネージドサービスのうち、故障・劣化検知などの機能を6月に拡充すると発表した。
スリムワークサポートは、法人向けに定額制でPCの提供を行うとともに、PCの稼働状態やソフト・OSを見える化するPCマネージドサービスと、PCのライフサイクルに応じたIT部門向けBPOを提供し、PC管理・運用業務を効率化するサービス。
サービス拡充では、PC故障・劣化検知の対象を拡大。バッテリー・SSDの劣化に加えて、レッツノートでは新たにバッテリー・ファンの故障が検知できるようになった。検知した情報を参考にすることで、事前にPCの交換や修理などの対処ができるため、急にPCの動きが悪くなった、作成していた資料データが突然消えてしまった、などのトラブルを未然に防ぐ。
故障・修理状況などをレポートで提供するCSレポートの対象も拡大。CSレポートで、レッツノートでは修理状況や台数、脆弱性情報、故障原因情報に加えて、新たにファンの劣化情報が確認できるようになり、他社製PCではバッテリーとSSDの劣化情報を確認できるようになった。各デバイスの劣化度を機種別や台数別で確認ができるため、各事象の傾向の分析やPCの運用改善に役立てられる。
ドライバーに加えて、アプリケーションの配信機能も追加。レッツノートと他社製PCにおいて、FU(Feature Update)やQU(Quality Update)のほか、顧客指定のアプリケーションもWebポータルから配信できるようになった。なお、レッツノートにおいては従来通りドライバー配信が可能。配信先の指定や、従業員によるインストール状況の確認など、ソフト配信にかかる作業をWebポータル上で完結できるため、作業の効率化を実現する。
さらに、一部機能を他社製PCにも対応。これまでレッツノートのみ対応していた故障・劣化検知、CSレポート、ソフト配信機能を、他社製PCでも対応を拡大する。複数メーカーのPCを運用している顧客でも、PCマネージドサービスを活用できるようになるため、PC管理・運用業務のさらなる効率化が期待できるとしている。
パナソニック コネクトでは今後、キッティングやヘルプデスクなどのPCライフサイクルマネジメントをベースに、BPOのメニューを強化していくことで、IT部門の業務負荷軽減と従業員業務のダウンタイムゼロの実現をサポートしていくとしている。