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クラウドセキュリティサービス「HENNGE One」、中堅企業向けERP「Galileopt DX」と連携

 HENNGE株式会社は、クラウドセキュリティサービス「HENNGE One」が、株式会社ミロク情報サービス(MJS)の中堅企業向けERP「Galileopt DX」に対応したと発表した。

 HENNGE Oneは、働く環境を安全性と利便性の両面から支えるクラウドセキュリティサービス。Microsoft 365、Google Workspace、Boxなど、複数のクラウドサービスのID/パスワード統合と、アクセス制御による不正アクセス対策を実現する「IdP Edition」、組織内に散在するデータを意図せぬ情報漏えいから保護する「DLP Edition」、テクノロジー、人、プロセスの全方位で組織をサイバー攻撃から守る「Cybersecurity Edition」の、3つのエディションから構成されている。

 一方のGalileopt DXは、売上規模50億円~500億円の中堅企業をメインターゲットに、さまざまな多彩な業務モジュール(財務、ワークフロー、給与・人事、販売・仕入、固定資産等)を提供するERPソリューションである。

 今回はこのHENNGE OneとGalileopt DXが連携することにより、HENNGE Oneを利用する企業は、Galileopt DXへのシングルサインオン(SSO)が可能となり、煩わしい複数ID/パスワードの管理から解放されるという。さらに、IP制限やデバイス証明書などの多要素認証によるアクセス制御機能によって、不正アクセスのリスクを防ぎながらGalileopt DXを安心して利用できるとのこと。

 なお4月25日には、アカマイ・テクノロジーズ合同会社(アカマイ)のクラウド型ID認識型プロキシソリューション「Enterprise Application Access(EAA)」との連携も発表された。

 HENNGE OneとEAAの連携により、HENNGE Oneを利用する企業はEAAへのSSOが可能となり、HENNGE Oneではカバーできない、オンプレミス環境への暗号化された通信や、アプリケーションレベルでのアクセス制御などをEAAによって実現可能になるとしている。